明治大学校友会逗子葉山地域支部ホームページⅡ

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明治大学体育会ヨット部の令和最初の“ファミリーデー”に参加

 葉山港に明大ヨット部の合宿所が出来て平成25年7月29日(月)の竣工式に当校友会支部として出席して以来早や6年が経ち、平成28年8月7日(日)に明治大学体育会ヨット部“FAMILY感謝DAY”に初めて当支部も呼ばれて参加し、今年は同イベント3回目の参加でした。

 3年前のヨット部監督の吉田 優さんは監督を続けておられ、以前当校友会で平成9年から16年迄役員を務めていた大場秀夫さん(S53政経卒)は現在明大ヨット部の総監督ですが、一方日本セーリング連盟のレース委員会委員長として来年の東京オリンピックに向けて江ノ島を拠点に尽力されています。葉山町はオリンピックの英国セーリングチームのホストタウンで7月13日(土)には葉山ヨットフェスティバルが開催されて英国チーム選手の紹介もありました。

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                                                                               (以上昨年の記事を一部修正)

 

 前日のファミリーデー1日目は、部員とOB ・OGとの交流で、我々の参加は2日目のイベントです。今回参加者は、前回参加の田澤、砂山、林、西山、仲内、足立、根岸に今回初参加の中山、鈴木悟鈴木達也さんとご家族3人を加えて13名でした。当校友会は支部長が私 足立泰秀に変わり、林さんが飛び入り参加、小川幹事長も参加予定でしたが都合で不参加となりました。

 また校友会横浜地域支部から内田幹事長、平戸東部支部幹事長夫妻、進林元父母会会長の4名の方が参加、神奈川県東部地区父母会の方々は昨年参加は10名も、好評だったので18名もの方々が参加されました。東部地区父母会は清水丈志会長から辻井知明会長に変わっていました。当日はヨット部部員と家族70名程、父母会18名、横浜地域支部4名、当支部13名の100名程の参加で、昨年と同じ葉山港管理事務所3階を借りての大イベントとなりました。前回同様、地元校友会として祝儀を持参しています。

 午前9時半受付開始で参加者は会費3,000円を支払い名札を受け取って、指定されたテーブル席に付いています。9時40分に4年生の部員緒方りかさんの司会で開会式となりました。

 まず吉田監督が挨拶で、今日は波も静かで好天に恵まれ絶好のヨット試乗会ですとの話がありました。

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 次いで地元校友会を代表してこのヨット部合宿所が出来た時の支部長だった砂山昇さんからヨット部と地元校友会の縁について説明があり、今後もこの縁を大切にしたいとの挨拶がありました。

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 また父母会を代表して辻井会長から今回は20名参加の枠を取っていただき本日18名参加していますとの挨拶があり、ヨット部員の実家からお米の寄贈があった紹介が添えられました。

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 ヨット部OB会(駿台セーリングクラブ)の木村秀明副会長からも挨拶があり現役明大ヨット部の支援体制が盤石である感じを強く受けました。

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 校友会の進林さん(元父母会会長)からはそうめんや即席味噌汁、父母会の辻井さんからお米とビールの差入があったそうで、今日のために事前に部員の家族やOBからも多くの飲食物が届けられていて、地元の漁師からもバーベキュー用の貝等が差入れされていました。

 挨拶が終わり女性部員からヨットに試乗かゴムボートでの遊覧の希望を取りにきたので西山、仲内、中山、鈴木達也ご家族、足立を除き10時からヨット乗船組は港に出ていきました。建物内からゴムボートに向かう人たちが見え、沖で部員の操縦するヨットに分かれて乗り移るわけですが、昨年は波が高く誰もヨットに乗り移れませんでした。

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 しばらくしてゴムボートで遊覧組の番になりましたが、昨年と同じゴムボートと思っていたところ、乗ったのはなんとキャビン付きの10名以上乗れるクルーザーでした。同船内に赤い服を着たOB会の木村副会長(木村石油㈱代表) がおられたので、校友会の大先輩 故広瀬猛さん(逗子開成卒)の話をすると良く一緒に飲んだ仲とのことで、さらに2昔前広瀬さんに誘われて油壷に行ってヨット部OB所有のヨット“紫魂号”に乗ったことを話したところ、そのヨットは私のヨットですという返事が返ってきて奇遇に驚きました。

 港に戻るとヨット試乗組も丁度ゴムボートで戻ってきて一緒に写真を撮りました。昨年も参加した田澤保吉さんは念願叶ってヨットでの葉山沖海上を満喫できて喜んでいました。

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 建物内に戻って一服、この間に父母会の辻井会長の自宅が逗子市小坪ということで、11月17日(日)に逗子文化プラザで開催する明大マンドリン倶楽部コンサートのPRもしています。入場券は事務局の根岸久さんに申込みしてもらうことにして打合せもしています。

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 3年小林日向子さんの案内で合宿所内の見学に移りました。合宿所入口で靴を脱いで2階の大部屋や3階廊下を見学後、屋上に出てバーベキューをしている部員4,5名と会話し湘南の海を眺望しました。玄関前で記念写真を撮り会場に戻っています。

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      ↑  (ヨット部と地元校友会の絆の証 寄贈した鈴木英人画伯の絵) 

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              (ファミリーデーの会場となった建物)↑

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       (茶色の建物の海側で当日朝市を開催していました)

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 すべての組が乗船と合宿所見学を終えて懇親会が始まりました。初参加の横浜地域支部を代表して内田浩二さんの乾杯でスタートしました。

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 枝豆・鳥の唐揚げ・漬物を摘まみながら缶ビールやハイボール、ノンアルコールを飲み、合宿所屋上のバーベキューから届けられたバカガイ・ハマグリ・車エビ等を口にし、ナシ、スイカの果物も出されていました。合宿所見学に行かなかった人はカレーライスも食べたそうで、後に数種のピザも取り寄せられ食べています。

 頃合いをみてビンゴゲームもあり明大のキャラクターの“めいじろう”が賞品の目玉でしたが、なんとビンゴの司会の桜井君のお母さんの手に渡っています。その後1年生から4年生の各学年ごとに前に出て自己紹介が一人ずつありました。高校時代からヨット部に入っていた部員もいましたが他の運動部に入っていた人が多かったと思います。

 出身高校名を告げる度に “名門”と声を上がっていました。昨年地元逗子開成高校ヨット部出身と判った武井翔太朗君は3年となり会話もしています。

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 中締めで吉田監督から今日のイベント企画は全て部員が行って私は求められた協力だけでしたとの挨拶があり、参加者一同肩を組んで一つの輪になって校歌を歌い、2年の織田悠輔君のエールの後、飛び入りで内田幹事長が“ふれ-ふれ-ヨット部”のエールを追加して「ファミリーデー2日目」は終了となりました。散会前に集合写真におさまり皆さん満足して会場を後にしました。

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 小倉晴太主将はじめ部員の皆さん、吉田監督さん、有難うございました。参加された

ご家族や父母会の方、横浜地域支部の方もこのブログを見ていただければ幸いです。

      (支部長足立記・写真提供 鈴木悟、後日追加予定 西山、林両氏の写真)

 

追記:

 出来立ての校友会会報“駿台逗子・葉山8月1日号”を受付の方にお渡ししました。時間のある時に見て下さい。明大校友会のホームページ(明治逗葉で検索)でも見れます。

 また昨年と今年2年続けて司会役をしていただいた4年の緒方りかさんご苦労様でした。来年は卒業して会えないので、まだ新品に近い“ライト付き黄色のキャップ”を差し上げました。令和元年の記念の一つにして頂ければと思います。

 

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「スポーツ観戦クラブ」・・・プロ野球観戦記

 スポーツ観戦クラブは、応援に行った明大のラグビー、野球が共に大学日本一となり充実した活動が続いている。

 ラグビーは昨年5月の明治vs東海、学生選抜vsニュージーランド学生選抜。対抗戦では12月の帝京戦、早大戦。大学選手権では1月に今期2回目となる早大戦、そして決勝の天理戦をそれぞれ応援に行き12月の明早戦以外は全て勝ち大学日本一を目の当たりにした。野球は西山さんを中心に6大学野球の明治の殆どの試合と大学選手権の準々決勝、準決勝、決勝と全て観戦し、旨酒に浸った。

 

(さて、今回は学生スポーツから離れプロ野球観戦の話をしたい)

 逗子に育った私は、ずっと大洋ホエールズから横浜DeNAべイスターズのファンである。父は「神奈川県人は神奈川のチームを応援しろ」と言って、亡くなるまで大洋、横浜のファンであった。私のベイスターズ応援は父の遺言のようなものである。

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 子供の頃は殆どの子が巨人の帽子を被っている中で、大洋のキャップは売ってもいなかったし大洋ファンの子など見たこともない。15歳以上年上で横浜商業(Y校)の野球部だった従兄弟が卒業後プロ野球の審判になっていた為、よく後楽園の巨人戦のチケットをくれたり王、長嶋のサインボールや色紙などもくれた。王、長嶋全盛の時代でテレビも巨人戦しかなかったので大洋戦以外は巨人の応援もした。中学、高校へ行っても大洋ファンの同級生はいなかったし、明治に入ってからもいなかった。巨人、大鵬、卵焼き時代だからそれ以外のファンは「隠れ〇〇」で隠れていたのかもしれないが。

 ただ私より10歳以上先輩のOBにとっては、明大から秋山登土井淳、岩岡保宏、黒木弘重、沖山光利が大洋に入団して明大五人衆と言われ、活躍した時代だったので、大洋ファンは多かったと思う。もともと巨人入りを決めていた秋山と土井だったが、秋山の腰を案じた巨人が渋っていた間隙をついて勧誘され大洋入りをしたため大洋ファンが増えた面もあったと思われる。

f:id:meijizuyou:20190708224022j:plain    秋山 登 

f:id:meijizuyou:20190708224100j:plain 土井淳(きよし)

 私はS44年商学部の卒業だが、その頃クラスの6割くらいは地方出身者で女子学生は1人、まだ学ランと学帽で通って来る者もいた。その地方出身の「ガクラン」に「ホエールズってパリーグですか?」と真面目に聞かれ、蹴飛ばしてやろうかと思った。

f:id:meijizuyou:20190708234531j:plain  川崎球場

 就職してからは広島ファンの先輩がいて、仲間がいない同士でよく川崎球場に行き、ガラガラのスタンドで飲んで騒いで応援した。この辺りの話は6月15日の当支部総会の折に講演して頂いた、元明大学野球部監督別府隆彦氏のご子息である寛隆氏のお話にも秋山、土井そして2年後輩でやはり大洋に入団した近藤和彦や私と同世代で中日に入団した星野仙一の写真が出て懐かしく拝聴した。

f:id:meijizuyou:20190708224128j:plain 近藤和彦

f:id:meijizuyou:20190708224151j:plain 星野仙一

 扨て、本題に入るが6月1日横浜地域支部の総会に山村支部長(当時)と共に出席した。同支部では例年懇親会のイベントで抽選会があり、横浜地域支部会員から提供される景品が多数あって楽しみの一つになっている。昨年私は横浜スタジアムのバックネット裏の「DeNA対中日」のチケットがあたり中日ファンの友人と素晴らしい席で観戦、完勝した試合を堪能したが、今年の同支部総会ではなんと山村さんが「オーナーズシート」を引き当てられ6月28日(金)二人で交流戦最初のセリーグ再開試合である「DeNA対広島」戦を観に行った。 

f:id:meijizuyou:20190708235307j:plain  ハマスタ

 「オーナーズシート」と言うのは、初めてあったが文字どうり年間を通じて観戦できる席を持つオーナーのもので、ベンチの真上からカメラマン席の上辺りにあり選手を目の前で見ることができる。但し指定席券に交換するまでが大変で、18時の試合開始だと、まず12時半に並んで引換券と整理券を交換、その後15時15分から整理券と指定席券を交換し、ようやく希望の指定席を確保することができる。私たちはまず整理券を確保してから中華街へ行き生ビールや紹興酒ハイボールなどを飲みながら中華料理を楽しんだ。

 15時頃、再びチケット売り場へ行きようやく指定券を手にすることができた。16時頃入場すると席はベンチの上の前から2列目で5メートル位のところに選手がいて準備運動をしている(写真)。

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 筒香、ロペス、神里、ソト・・お馴染みの選手の表情から声まで聞こえる。西日がまともに当たるので暑くて汗だくになり、早くもビール売りのお嬢さんを呼んで冷たいビールを一息、持参したワインも飲んで試合開始を待つ。18時、いよいよプレーボール。

 DeNAは交流戦で巨人と共に勝ち越しを決め、好調を維持しつつリーグ戦に戻った。試合はDeNA今永、広島大瀬良の両エースの対決。初回DeNAが1点先行するも3回表広島の高橋にホーマーで2対1と逆転され4回3対1となる。

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 しかしこの回交流戦では打率2割そこそこと振るわなかった筒香が2点を追って、中前打のロペスを1塁に置き中堅のスコアボードに当てる特大アーチ。3回にソトの中前へ抜けるはずの当たりが広島の菊池の超ファインプレーに阻まれ、球場に流れ始めた重苦しいムードを吹き払う一発だった(写真)。

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  (和歌山出身も甲子園で横浜高校の試合を観て感激し、

       自ら横浜高校に入学したという筒香嘉智選手)

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5回は左中間フェンス直撃の2塁打で追加点にからみ、ソトが勝ち越し3ラン(23号)。7回はまたも筒香が右越えにソロを運んだ。ロペスもこの日2本目の一発でこの回一挙に5点をあげた。広島は大瀬良が5回持たずにKO、結局DeNAの13対3で大勝だった。

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 今永は8勝目。この試合DeNAは今期最高の1試合17安打、5ホーマー、13得点と記録ずくめだった。因みにお立ち台のヒーローインタビューは3人で5本のホームランを放った筒香、ロペス、ソトであった(写真)。

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 4月に10連敗を喫し、5月にも5連敗で最大11まで膨らんだ借金は「2」まで減った。不調の広島を抜いて2位に上がるのもまじかと思われる。ホームランが出る度に飲むビールの味が格別だった。昨年につづきチケットを提供頂いた横浜地域支部に感謝。来年の総会でも横浜の勝ち運のついたチケットを是非当てたい。

 なお現在、横浜DeNAべイスターズの明大出身選手は佐野恵太ぐらいで、高校は違うが秋山、土井、星野と同じ岡山県出身なので大先輩を目指して活躍してくれることを願っている。                                             小川幹雄

 

 

 

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令和元年度定時総会を開催しました

 6月15日(土)にシーサイド「カンティーナ逗子店」で、第27回明治大学校友会逗子葉山地域支部の定時総会を開催しました。  

 会員37名、他支部から神奈川県東部支部、横浜・川崎 ・鎌倉・横須賀・藤沢の各地域支部と逗葉地区3大学(慶応、立教、早稲田)のご来賓の方々に講演講師を含めて15名をお迎えしました。総勢52名は近年で一番少ない中にも懇親を深めています。

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 総会は川﨑副支部長の司会で始まり、まず物故会員へ黙祷を捧げた後、他支部のご来賓紹介、山村支部長の挨拶があり、今年の11月17日(日)に前回葉山開催より5年振りに明大マンドリン倶楽部コンサートの逗子での開催にこぎ着けた旨の案内がありました。逗子文化プラザなぎさホール開催ですが、前回逗子開催からはなんと12年振りです。是非チケットを買ってご来場を下さるようお願いもありました。次いで会則により、支部長が議長になり、総会が始まりました。

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 平成30年度活動報告、会計報告、役員選任、令和元年度活動計画、令和元年度予算などすべての議案が満場一致で可決承認されました。

 今総会の第3号議案で辞任することになった山村博輝支部長から足立泰秀新支部長に任期途中で体調不良によりバトンタッチすることになった経緯説明をしていただきました。

 その後、神奈川県東部支部の淺原友則副幹事長から、今年から東部支部は全国の支部に先駆けて、代議員制を採用するなどの紹介も含めご来賓の挨拶を頂き総会を終了いたしました。

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 引き続き講演会となり「父別府隆彦明治大学野球部の話」の演題で講演して頂く別府隆彦氏の御子息・別府寛隆氏を小川幹事長が紹介し講演(後述)がありました。

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 講演会を終え懇親会となりましたが、司会の綾部副支部長からまず地元他大学のご来賓の紹介と新旧両支部長の挨拶があり、砂山相談役乾杯の発声で和やかに飲食歓談が始まり、最後に菅野副幹事長の発声で校歌斉唱とエールをおくり、仲内支部長代行の閉会の挨拶があって散会となりました。

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 当日は大荒れの雨予想で逗子駅方面から歩いて来られる方を考え心配しましたが雨

も小降りでほっとしました。

     ー ー - 当日の講演内容付記しておきますー ー ー

(講演は下記数多くのエピソードが含まれていて映像を見ながら楽しく拝聴しました)

 明治大学野球部と言えば島岡名物監督を忘れることができず、寛隆氏も多くの時間を費やしました。

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 島岡さんは明大予科を卒業後野球に門外漢の明治中学の野球部の監督に就任しました。明治中学の監督の時3度甲子園に行っています。昭和27年に低迷していた明治大学野球部の再建を目指し、島岡さんが明治大学の野球部監督に就任しました。28年秋のシーズンで11年ぶり島岡監督初優勝となり、その後優勝15回を数えました。島岡監督が初優勝を遂げた時「総理大臣になったより嬉しい」と喜んでいたようです。島岡野球のメンバーの編成は守備が堅実で肩が強く足が速い、少々バッテイングが劣っていても渋くて確実な選手が起用されました。したがってランナーが出るとバンド、三塁ではスクイズ、1点でもリードすれば五番打者でもベンチに下げて守備固め。当時攻撃が最大の防御が幅をきかせた時代に現代のプロ野球の守りの野球を先取りしたものでした。

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 この後、別府隆彦さんの父・別府隆彦氏の話になりました。

 父は旭川時代にスタルヒンに出会いその後野球にのめり込み、生涯野球と共に歩んできました。明治中学で野球部、大戦終戦明治大学に復学して野球部の主将と明治中学の監督を兼務していました。そのころ父は早朝大学野球部の練習、午後からは明治中学での監督、夕方からは大学野球部の主将として一日中野球をやっていました。こんなに頑張っても誰も認めてくれないと荒んでいた時、グランドキーパーの白石さんが昼休みに鰻を差し入れてくれて、この件から別に皆に認めてもらわなくともグランドキーパー1人でも誰か1人でも認めてくれたらそれで良いんじゃないか、この教訓が後の諸問題に対して頑張られたと思うとのことでした。父は私に説教はあまりしなかったが、人は地位や年齢などで差別してはいけない、見下すと烈火のごとく怒られたそうです。私は父の教えだけは守っています。父と島岡監督の関係ですが、父も祖父を早く亡くし、島岡さんを親父さんのように慕っており、島岡さんの最初の仲人は父と母親の結婚式でした。昭和25年に私が生まれ、寛隆という名前は島岡さんが名づけてくれました。そして島岡さんの最後の仲人は私の結婚式でした。私は結婚して7年で離婚しましたが、父はそのことを御大に言わず、御大が亡くなるまで私が離婚したこと知らずに亡くなりました。私は心に痛みを感じています。昭和27年に島岡さんが明治大学の野球部監督になってから父は島岡監督を支え、平成元年島岡監督の死去に伴い、父が後任として監督に就任。平成7年退任するまで四度優勝しています。

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f:id:meijizuyou:20190629101623j:plain ジョディーハーラー投手

f:id:meijizuyou:20190629094225p:plain 小林千紘投手 

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   ( 明治大学野球部100周年に出席 )

 父は類まれなる女好きでした。明治も女性に人気がある大学にしなければとリバティータワー建設に際し、トイレにパウダールームを設置したり、生協には女性に人気のあるコンビニを入れろとか提言していました。しかも女性にもてて傍に美人が多くいたそうです。

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   (明治大学野球部合宿所レリーフ

平成22年10月、父の最後を看取ったのは私と弟と前述の美人でした。

 

支部長が所有する資料を当日別府寛隆さんや元野球部の狩野昭夫さん(横須賀地域支部幹事長他の方にお見せしていましたので添付しておきます。 平成7年11月記念館さよならパーティ―で入手されたそうです。別府監督の左に写っているのは岡野加穂留学長で翌年退任後に当支部顧問になっていただきました。 

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                              (根岸 記)

 

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《地域貢献》第2回駅前寄席 in 逗子文化プラザホールに参加しました

 2019年5月22日(水)、令和初の逗子葉山鎌倉駅前寄席主催の「第2回駅前寄席 in 逗子文化プラザホール」が逗子文化プラザなぎさホールで開催されました。

 逗子在住の65才以上の皆様500名無料招待という昨年から始まった落語会で逗子文化プラザホールや逗子市共催のため会場代免除で実現しています。
 入場券切符切り、観客誘導、会場整備、休憩時間での抽選会等々、校友会から多数の方々がお手伝いに参加され、冒頭 桐ケ谷市長他のご挨拶もあり500名あまりの観客と一体となって多いに盛り上がりました。

                   (西山さん、綾部さん、杉山さん、足立さん、根岸さん、鈴木 他)

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■当日プログラム

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噺家

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■ちらし

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 当校友会で良く利用するバーガーのご夫妻も仕事をアルバイトの方に任せて来られていましたが、初めて参加で地元でこんな本格的な落語が無料で聴けるとはと喜んでおられましたが、中入りで仕事の都合で帰られ残念がっておられました。終わった後、歌助師匠、前座の桂しん乃さんを交えて10名程寿司やで打上げをしましたが、桂しん乃さんは帰りに亀ヶ岡八幡宮をお参りして芸の上達をお願いしているようでした。狛亀の背中をなぜていましたので、縁があればまた逗葉に呼んで背中を押してあげたいと思います。

 

 次回は「第一回敬老寄席IN 葉山」於:葉山町文化会館  が2019年9月16日(月)敬老の日に予定されています。

 「第一回敬老寄席IN 葉山」で立大卒の真打・三笑亭小夢さんや明大卒の二つ目・春雨や風子さんが出演するため立教大学逗子葉山立教会と明治大学逗子葉山地域支部がそれぞれ幹事会(役員会)で協力を決議し当日配布されたチラシに協力として名前が記載されていました。時期がきましたら一致協力して葉山の高齢者に呼びかけ、笑いで元気を与えるよう地域貢献を果たしましょう。なお落語ではなくバイオリン漫談で出演されるマグナム小林さんは早大卒なので早稲田大学逗葉稲門会さんも会員に声を掛けていただけるそうです。

 葉山での落語会はこれまで葉山町役場の後援を受け、矢島建設(株)建友会が主催・木戸銭2,000円で長らく開催してきましたが、諸事情により今年2月の第30回新春葉山寄席を最後に終了しました。葉山で落語を楽しみにしておられる高齢者のため、これまで協力の立場だった逗子葉山鎌倉駅前寄席が主催となり敬老寄席IN 葉山となったようです。葉山町葉山町社会福祉協議会、葉山ロータリークラブの後援を得て、500名は入れる葉山町福祉文化会館ホールに場所を移し木戸銭1,000円として開催になります。第1回は、上記理由で当校友会も協力に名を連ねていますが、落語で気分爽快、元気いっぱいになるこの機会が葉山でも長く続くことを願っています。 

■現在公開されているチラシ

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 二つ目 春雨や風子さんの逗子葉山での登場(葉山は初めて?)

  2014年 8月 4日 よみうり湘南寄席(逗子文化プラザさざなみ)

               講談の一龍齋貞鏡 さんと女性二人会

  2014年11月16日 逗子ハイランド寄席 桂 やまと さんと 

       2015年 5月31日 逗子ハイランド寄席 春風亭柳若 さんと

  2016年 5月29日 逗子ハイランド寄席 桂 やまと さんと

       2016年11月25日 逗子シップ寄席(高齢者センター)三遊亭楽之介さんと

  2018年 4月25日 第一回駅前寄席 in 逗子文化プラザホール

                        桂やまとさん、桂伸しんさんと

 真打 三笑亭小夢さんの逗子葉山での登場

  2009年 3月22日 小坪もやい(朝夢の芸名)  桂 歌助 さんと

        2009年 8月30日 逗葉日中友好協会(同)

  2009年 9月20日 葉山町福祉文化会館(同)  初音家左橋 さんと

       2009年11月28日 小坪もやい (同)     桂 才紫 さんと

  2010年 2月22日 逗子文化プラザさざなみ(同)瀧川鯉八 さんと

  2010年 7月 2日 逗子高齢者センター(同)   

  2013年 5月11日 逗子文化プラザなぎさ(同) 桂 歌助 さん等と

  2014年11月 3日 逗子文化プラザさざなみ(同)三笑亭楽之介さん等と

  2015年 7月13日 逗子文化プラザさざなみ(小夢)三笑亭夢花さん等と

       三笑亭朝夢改め小夢真打昇進口上披露公演 逗子葉山立教会さん後援

  2017年11月22日 逗子文化プラザさざなみ   桂やまと さん等と

            (上記一部 逗子葉山駅前寄席ネタ帳より)

    *小夢真打昇進口上披露公演の際は逗子葉山立教会さん後援でもあり、
     声が掛かって当校友会からも多く参加しています。

 

      春雨や風子さんの自己紹介動画 次をクリック 春雨や 風子

      春雨や風子さんのブログ    次をクリック 春雨や 風子

                                  以上

 

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自動車レースの最高峰 F 1 へ の 参 画

                                                                      2019年4月20日実施 小川 幹雄さん

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平成31年(平成最後)のお花見会を開催しました

 平成31年3月30日(土)は当支部恒例のお花見会でした。桜山中央公園に10時~14時の時間帯に集まり、会費無し・参加者各自は自分のお弁当と飲物持参・都合の良い時間に顔を出してもらえば良いことにしています。家族、知人参加も歓迎です。

 今年も近くに住む担当の豊田さんに朝早くからブルーシートを敷いて場所取りをしていただきました。今年は数日前から雨天が予想され、それが午前曇り、午後から雨と変わり、前日予想では夜に雨、に変わりました。当日は曇りながら晴れ間も見え風も無くどうにかお花見会を開催できました。担当の川﨑、小川、豊田の各氏が9時30分前に会場上の桜山公園バス停の駐車場に足立が車で運び込んだ飲物他を会場に用意しています。ブルーシートの上に赤い毛氈を敷き、行事で残った酒類、他の飲料、そして駿台会の小旗、ビニールコップ、紙皿、割り箸、ウエットティッシュ、雑巾、ごみ袋等を用意して参加者を待つことになりました。今年も昨年同様に腰痛の方用に折畳み椅子2脚を用意しました。(毎年同じ場所、同じ条件です)

 10時前後に参加者が集まり始めましたが、毎回参加者を募る連絡のみで参加者は当日にならないと判らないというのが当会のお花見会で、20人前後は集まるかなと思ったのですが、結局今年の参加者は12名でした。桜(桜は花をさし、木は桜の木という)の方も道路側は8部程度で見ごろだったのですが、公園内は1部程度で道路側の桜を愛でることになりました。

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 稲門会さんも昨年同様一緒で、こちらの方はあらかじめ弁当予約で参加者が決まっていて20名以上集まっていました。駿台会から山村支部長が用意した新潟の純米吟醸「上善如水」を差し入れしたところ、後で秋田の清酒「秋田の雪」の返礼がありました。

f:id:meijizuyou:20190407001729j:plain           (逗葉稲門会さんのお花見会)

 今年は亥(猪)年にあたり昨年“犬桜”の写真入り資料を回覧して説明した手前“猪桜”の説明をしようと思ったのですが、さすがに“猪桜”は無く、こじつけでもと思って猪の肉は、 “牡丹肉”というので“牡丹桜”はあるのでこの説明をしています。後で稲門会の酒博士・高山さんが来られて“猪桜”と“猪酒(土佐の牡丹酒)”の解説書を渡したところ異論なく納得されていました。余談ですが“牡丹肉”は丹波篠山の“牡丹鍋”が有名でデカンショ節にも「雪がちらちら丹波の宿に ししが飛び込むぼたん鍋」また徳島阿波踊りにも「ささやま通れば笹ばかり イノシシ豆喰いてホイホイ」と歌われています。徳島を治めていた蜂須賀家の宗家が丹波篠山だった縁のようです。

f:id:meijizuyou:20190406232514j:plain 牡丹肉(猪肉)

f:id:meijizuyou:20190406233135j:plain   牡丹桜(猪桜?)

f:id:meijizuyou:20190406234155j:plain   牡丹酒(猪酒?)

  稲門会の顔なじみの女性の方が来られて歓談しましたが、一緒について来た堀内在住の髙井さんは明大卒の方でした。お二人を入れて記念写真も撮っています。

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 参加人数が少なかった割に飲物は豊富で、毎度ながら新年会の残りの芋焼酎黒霧島麦焼酎いいちこ紹興酒、そして差入れのキリン缶ビール1箱、新潟の酒・八海山と上善如水、また葉山夏みかんワインもあってウーロン茶、緑茶、ミネラルウオーターも用意されていました。残念なのは“つまみ”の料理を差入してくれる常連の会員が所用で参加できなかったことでした。駿台会のお花見会は、これまで風流人の集まりを自称していたので、やはり桜に因む料理が加わっていればと思うのですが、贅沢は不要でもせめて卵焼きを連想するタクアンぐらいは無いと寂しい感じがしました。

 初参加者はおられず、昨年、久し振り参加の宮澤さんが今年も参加されました。 体調不良だった日向さんや“スナック舞”のママも顔を出され隣り同志の会話が続いていきました。今年は11月17日(日)に逗子で明大マンドリン倶楽部チャリティーコンサートを予定しているためその話題と、9月の敬老の日に明大出身の落語家“春雨や風子”さんを呼んで葉山で敬老寄席があるので当校友会で後援しようとの話も出ています。

 平成の時代はあと1ヵ月で終わり、新元号発表直前の平成最後のお花見会でした。

f:id:meijizuyou:20190407005011j:plain  4月から準備開始です  

f:id:meijizuyou:20190407002832j:plain 応援していますよ!

 差入していただいた方にはお礼申し上げます。今年参加出来なかった方も、途中からなら手ぶらでも結構ですので来年は是非ご参加下さい。

 今年の参加者は    山村、石渡、日向、仲内、豊田、川﨑、小川、根岸、西山、宮澤、足立、(すなっく舞)馬場の12名でした。

14時で予定通り終了し、稲門会の方々も同じで帰りのバスは一緒でした。その後6名は“すなっく舞”で二次会となりました。

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 追記:4月5日(金)母校逗子中学校の入学式に所用で行きましたが、道路際の桜が満開でした。昔は入学式と桜は一緒だったのが、ここ数年開花が早まって3月末にお花見会を開会するようになったのですが、やはりお花見は4月が相応しいと思われました。  

 

       2019年(亥年)のお花見会 記念雑記

  今年は亥年(猪年)です。亥年のお花見会はやはり時期はまだ早いのですが猪桜に思いを馳せて猪酒を吞みながら明大の仲間と語らいたいものです。

猪桜(別名:牡丹桜)

 花びらがたくさんある桜の総称です。通常の桜の花びらは5枚なのに対し、猪桜は何枚もの花びらを重ねてつけることが特徴です。

 1輪の花に平均10~130枚ほどの花びらがつき、「菊桜」「菊咲き」と呼ばれる種類になると、300枚以上の花びらをつけます。

また、花と同時に葉っぱをつけるものが多いことも、通常の桜との大きな違いです。

 品種改良によって生み出されたものが多いことから、山桜と対になる「里桜」とも呼ばれます。

 また、花の姿が牡丹と似ていることから、「牡丹桜」、「八重桜」という別名がつけられました。

 

猪酒(別名:牡丹酒)

 日本最後の清流・四万十川を凌ぐ仁淀川の湧水から生まれた土佐の猪酒(別名:土佐牡丹酒)。高知県出身の直木賞作家・山本一力さんの時代小説「牡丹酒」を元に開発されました。その酒質設計は、 いわゆる珍味等の酒の肴と極めて好相性を示すナチュラルな味わい。小説「牡丹酒」では、司牡丹を土佐の珍味「酒盗」(新鮮なカツオの内臓の塩辛)とともに江戸で売り出して評判になるという展開ですが、「土佐牡丹酒」もこのストーリー同様、「酒盗」等の土佐の珍味とともに、全国の地酒専門酒販店等を中心に販売しています。「日本酒だけでは日本酒の本当の楽しさやおいしさは伝わらない。 

 『土佐牡丹酒』は、派手さはないが酒肴のおいしさを倍増させ、飲み飽きしない晩酌の定番酒です。老舗福辰の「酒盗」また宮尾登美子さんの小説に出てくる老舗陽暉楼の「酒盗」を肴に猪酒を味わえば言うことなしでしょう。

 司牡丹酒造の故郷佐川の地は漫画家黒鉄ヒロシの出身地ですが、何と言っても逗子神武寺の植物を世に広めた植物学者牧野富太郎の出身地でもあるので、猪酒を愛でて佐川の地と日本3大清流四万十川 (他は岐阜の長良川、静岡の柿田川 )に思いを馳せたらと思います。

 なまず会の方へ)

 昭和48年(1973年)、第1次オイルショック。高度経済成長にもかげりが見えはじめたこの頃をピークに、日本酒全体の出荷量は遂に減少へと転じます。

 そして高知県では中内力知事が誕生した昭和50年(1975年)、東京の中堅酒類問屋(株)岡永が後の地酒ブームの先駆けとなる「日本名門酒会」を立ち上げます。既に「東の『新政』、西の『司牡丹』」を車の両輪として扱い、東京市場において成功を収めていた事実もあり、以下の12の銘柄を選抜し、「日本名門酒会」はスタートを切ることになるのです。青森「八鶴」、秋田「新政」、山形「大山」、福島「栄川」、新潟「越の誉」、茨城「一人娘」、岐阜「久寿玉」、長野「真澄」、京都「月の桂」、広島「酔心」、高知「司牡丹」、熊本「美少年」の12銘柄でした。

 当時の日本酒は、ナショナルブランドの大量生産「三増酒」が全盛の時代。地方で高品質な日本酒を造り続けている心ある蔵元の名酒と、本物の日本酒を飲みたいと思っている日本酒ファンとは、なかなか現実の市場で出会うことはできなかったのです。そこに流通業者として社会的な使命を感じた(株)岡永の社長飯田博(故人・飯田3兄弟の長兄)氏は、全国の名だたる蔵元を訪問し、ジックリ利き酒し、酒造りも見学し、社長や杜氏の話も聴き、地方の風土にも実際に触れる中で、12の銘柄を選抜したのでした。 

 そして、それまでの量販店への納入やナショナルブランド食品の特約の権利も返上し、背水の陣で臨むのです。その頃の飯田氏の言葉に、「銀が泣いている」というものがあります。これは不世出の棋聖坂田三吉の言葉ですが、「銀が泣いているが如く、日本の各地で美酒名酒が人に知られぬまま泣いている。」という意味でありました。この飯田氏の熱い念いと「日本名門酒会」の地道な活動がその後の地酒ブームを生み、牽引したといっても過言ではなく、さらに近年の純米・純米吟醸酒人気や海外の日本酒人気についても、この時の「日本名門酒会」の発足がなければ、あり得なかったと言えるでしょう。

 1.桜の花(見分け方)

ソメイヨシノ――葉より花が先に咲き、花は淡紅色で中心部が赤い(名所江戸)

 (オオシマザクラエドヒガンの雑種で初め江戸染井の植木屋から出て

 ヨシノザクラと呼んだが吉野山とは関係がないためソメイヨシノ

 呼び名をかえた)

オオシマザクラ――緑の葉と花が一緒につき、花は白色で中心部が淡緑色

エドヒガンザクラ――葉より花が先に咲き、花は白色で中心部が淡紅色

ヤマザクラ――赤茶色の葉と花が一緒につき、花は淡紅色で中心部が赤い(名所京都)

ヤエザクラ――牡丹桜(猪桜?)・八重咲きの里桜[庭植えの改良桜](名所奈良)

 (奈良から関東に移植され荒川堤はヤエザクラの名所になっている、明治大学生田校舎のヤエザクラも又しかり)

 

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2019年4校親睦歌会を開催しました

 2月17日(日)14時から東逗子駅のスーパー・スズキヤ2階にある“エデン”で、毎年恒例となった地元大学校友会の4校親睦歌会を開催しました。

 今年の幹事校は.,当駿台会(明大)でした。昨年迄は「風来まつなが」の2階にある“和と輪”で2回続けて開催しましたが、今年は場所を移し第3回目の4校親睦歌会となりました。

 昨年12月13日(木)に“エデン”の前にある当会<なまずクラブ>の例会場である「NaNa」で18時から4校各幹事が集まって打合せ会を行いました。稲門会からは五十嵐・山本、三田会は田中・伊藤、立教会は秋谷・西野の諸氏、そして駿台会からは足立・小川が集まって今年の開催日時と会費を決定していました。歌会会場を決めたのは打合せ会の後、“エデン”に全員で下見に行って決めています。

 今年1月末までに各校参加者登録をすることを実施要領で決めていましたので、各校とも歌披露(前半3名・後半3名)の6名、フリータイムで歌える人2名、見学者2名として10名までとしましたが前回同様各校3名の歌を前半としてこの前半戦のみ表彰の対象にしています。 

 駿台会の参加者と曲名は下記の通りでした。

(前半の歌披露)    ( 曲目 )          (歌手)        

1番目 中山博文    「あんた」         吉 幾三

2番目 斎藤八千代   「愛の讃歌」           越路吹雪

3番目 足立泰秀  「歌の旅びと」       松原健之

(後半の歌披露)

4番目 菅野成一    「こころ酒」              藤あや子

5番目 西山隆治    「紅の舟歌」         北見恭子

6番目 三武豊蔵    「フィーリング」     ハイファイセット

(別途歌披露) 

7番目 青海康博       「網走番外地」                 高倉 健

8番目 山村博輝  「新潟のひとよ」        里見浩太朗

(見学者)

9番目 柳生 浩    「ジャングル・ブギー」   笠木シヅ子

    林 一雄

(司会と休憩時ギター弾き語り)

    小川幹雄

 幹事校のため事前に2月6日14時半より“エデン”の渡辺兄弟と飲食の確認打合せを済ませ、その後歌順のリストをFAXで送り当日を迎えました。

 当日は早めに行くと渡辺兄弟の母親のママとお兄さんの奥さんも顔を出されていて既に40人分席に料理が用意されていました。参加者の人数に合わせて各校の席を決めています。参加は立教会12名、稲門会8名、三田会9名、駿台会11名で一部の欠席と追加がありましたが総勢40名は変わりませんでした。

 参加者全員来場。会費を払ってドリンク券を受け取って席に着きいよいよ開会です。

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 14時に逗葉駿台会カラオケクラブの足立部長の開会挨拶と簡単な進行説明後、司会の小川さんにマイクを移し、幹事校を代表して山村駿台会会長(支部長)挨拶となりました。親睦歌会なのですぐ前半の歌に入っていきました。渡辺兄弟の弟さんがカラオケ機械に終始付いていて選曲と音響調整をしてくれました。各校3名が歌ったあと表彰のため拍手をお願いして一番拍手の音が大きかった(山村会長判断)三田会さんに差し入れの高級日本酒が渡されましたが、これは参加者に振舞われています。

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    次いで後半開始までの間に小川さんのカントリーギター弾き語り披露がありました。当会カラオケクラブでは皆承知していますが、他校の方は知らず驚いていました。

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 後半の歌になってから各校とも参加者が席を立って他校との懇親を深め、フリータイムでは最初に“エデン”のママから美空ひばりの歌披露をしていただきました。

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 歌の申し込みをされた予定者ばかりでなく見学者も歌を披露してほぼ定刻に最後の歌を終えています。柳生さんが前回同様「ジャングルブギ」を歌って会場を沸かせ明治の歌い治めでした。

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 閉会の挨拶のあと次回幹事校の立教会の秋谷さんの挨拶、それぞれ写真を取って散会しています。当駿台会は「NaNa」で二次会となりまいたが、三武夫人のみどりさんがレンタルカラオケ機を用意してくれていたので、飲食と合わせ歌で慰労会となりました。他の3校は「すなっく舞」で慰労会を行ったと聞きました。

 

 (追記)3月22日(金)18時30分から大船の「いつまる」で4校親睦歌会の反省会をしました。この店は稲門会の五十嵐さんの息子さんが昨年11月にオープンしたという事で、親睦歌会の際に反省会会場として提案があった場所でした。参加者は昨年の打合せ会のメンバーで三田会さんだけは伊藤さんに替わり山崎さんが出席でした。

 逗葉駿台会カラオケクラブの参加者が歌っている写真は、この時三田会の田中さんから頂いた写真です。反省会で出た話は次回幹事校に引き継がれています。

 

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 「いつまる」は、焼き鳥で知られている「魚恵」の隣で、また当明大校友会<麻雀クラブ>の会場である「五五五」とはすぐ傍なので使ってあげて下さい。