明治大学校友会逗子葉山地域支部ホームページⅡ

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一泊忘年会は一風変わった宿「ウエルネス森・伊東」に一泊

 今年平成30年12月9日(日)~10日(月)の忘年会は、昨年の湯河原から少し足を延ばす事になるけれども、伊東に一泊することになった。

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 宿の「ウエルネスの森・伊東」には、いわゆる団体客がよく使用する宴会場の設備がなく、替わりに広い客室があった。平成最後の年の一泊忘年会を、一風変わっているがチョイスしてみて何と結果はグーでした。

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 辞典を引用するとウエルネスとは、「健全な体と心をもって充実した社会生活を送るため、積極的、創造的な活動に取り組む行動様式」とあった。年の暮れを健康的に過ごせることに越したことはない。

 広い客室のビッグスイートの部屋は、30畳のリビングが付いている和洋室で、ゆったり寛げる間取りであった。参加者は18名で5部屋にそれぞれの荷物を置き、着替えて先ず大風呂に入って、体を癒し部屋へ戻って一服。その後、ビッグスイートの一室である幹事の部屋で形式的な忘年の儀式となり支部長挨拶、幹事長のこの一年の主だった報告もあった。

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 その後の時間が夕食会場へと足を運んでのバイキングである。一固まりに配置されていたので、食べ放題の刺身・天ぷら・ステーキなどをテーブルに運び、これまた飲み放題の好みの酒を選んで、和気あいあいの楽しい時間が過ぎていった。その内の誰かが、これで制限時間がなければ言う事無しだよ、と言っていた。

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 食後、再び幹事の部屋の二次会場へ移動する時には、結構腰のふらつく人がいた様だった。二次会は時間に制限もなく続いていった。

 この「ウエルネスの森・伊東」はバブルの頃に高級リゾートマンションとして売り出されたがバブル崩壊で売れ残った部屋を、宿泊設備に変えたもので、ホテルのような広いロビーは無く、当然受付もマンションの受付そのものであったが、さすがに広い各部屋には厨房設備が完備していて凝ったどっしりした木製彫刻の椅子やテーブルが備わっていて、貴賓室のような雰囲気が漂っていた。部屋のドアを開けるとそこは風が吹き抜ける外の廊下だったので風呂や食堂に行く時は外に出るという作りになっていた。 

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 翌朝は食事を終えると、玄関前での記念撮影に促された。

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 この一泊忘年会では、<歩こう会>がセットされていて前日は宿へ来るまでに、伊東市立の木下杢太郎記念館に立ち寄った。木下杢太郎(本名・太田正雄)は森鴎外の勧めで皮膚医学者となり、詩人、戯曲家、小説家、美術評論家、吉利支丹史研究家という多彩な面で活躍し、また6か国語に通じ世界各地を旅した文人画家でもあった。天保年間に建てられた生家がそのまま保存されていました。医者で詩人の木下杢太郎(Ⅿ18年生まれ)は同じく医者(精神科医)で歌人だった斎藤茂吉(M15年生まれ)と長い付き合いがあったことも展示資料で判りました。

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 翌日ホテル前での解散後は、有志による<歩こう会>が予定されていて、仲内部長のガイドにより出発し、来宮神社を目指した。由緒ある神社に参拝してから、境内の大楠にパワーを貰いそのまま熱海駅に向かった。来宮駅に戻った人もいました。

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 熱海駅前商店街入口までは下り坂だったので、歩くのも楽だった。熱海駅前商店街入口から駅まではかなりの上り坂だったが店を見たり土産を買ったりして駅到着。車中では宿で残った酒とつまみを一部持参していたので飲みながら大船駅へ。

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なお今年亡くなった漫画家“さくらももこ”さんを偲んで宿で買った「ちびまる子ちゃんシャンメリー」も飲んでいます。

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 用事のある人を除き大船駅で下車しそばを食べて逗子に戻りました。

                           (中山)

 

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今年の明早ラグビー観戦会は惜しい結果となりました

 今年も秩父宮ラグビー場に総勢20名の会員と共にやってきました。12月2日第1日曜日は伝統の明早戦。過去の対抗戦の戦歴は明治の負け越しで故北島監督が生きているうちに早稲田に勝ち越せという願いは今もって叶わずです。

 私は山梨の名門と言われている日川高校出身でラグビー大好き人間です。しかし私が明治大学に通っていた頃、明治は低迷していた時期で、明早戦を観る機会はありませんでした。1970年代後半になって明治も徐々に力を付けてきて、早稲田と対等に戦えるようになってきました。いまでも覚えているのは何年か記憶はありませんが、あの頃タッチジャッジは両校のラグビー部員が両サイドのタッチジャッジをしていました。

明治のウイング(渡邉?)が左隅にトライしたのですが、明治のタッチジャッジが思わず両手を挙げて万歳をしてしまいました。レフリーはラインを割ったのかと確認に行きレフリーのジャッジ通りトライを認められ事なきを得ました。多分この試合が久々に早稲田を破った試合ではなかったと思います。                

 今期の明早戦は、早稲田はディフェンスが良く、「今年の早稲田強い」という前評判でしたが、予想に反し帝京に大差で敗退。一方明治は勝っても、もたつきが目立ち、11月3日の明慶戦では明治のミスが目立ち、思わぬ敗退。ところが11月18日の帝京戦では、明治が慶応戦の敗退から見事に立ち直り、スクラムを圧倒してディフェンスもフォワードのしつこいタックルで帝京の猛攻を凌いで23対15で8年ぶり勝利となりました。 

「明早戦当日は、帝京戦の余韻を胸に多いに期待して、JR逗子駅に午前8時50分に集合しました。明早ラグビー観戦会は平成10年から毎年応援し続けて21回目で、例年競技場に入る前に何処かへ寄ることにしていて、今年は東京駅で降り箱根駅伝のスタートとゴールである大手町の読売新聞本社を訪問しました。スタート地点に立ち、また箱根駅伝コース沿道の浮世絵(歌川広重東海道五十三次)の陶版画を見ました。参加者から逗子市役所1階ホールに掲げてある大きな信楽の陶版画(谷文晁の鐙摺濱と久野谷村の2枚)を連想した話もありました。f:id:meijizuyou:20181219181311j:plain

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           スタートライン(日本橋浮世絵)

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 次いで建物を回り箱根駅伝の記念碑も見学しました。改めて2回目優勝が明治大学であることを実感させられました。 

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 また信濃町駅でだいぶ出来上がった国立競技場の周囲を回るグループと直接秩父宮ラグビー場に行くグループに分かれました。ラグビー場の門を入ってすぐ丹羽政彦前監督を見かけたので挨拶し砂山さんが手配してくれた入口No11東A席に固まって着席しました。ゴールのすぐそばで明治のスクラムトライを見るには絶好の場所でした。天気も良く風も無い暖かな日で弁当を食べて試合開始を待ちながら、在学中監督不在時に主将を務めたという田中澄憲新監督の采配にも期待しました。なおすぐ傍の席で逗葉稲門会の方々が創部100周年ワセダの応援に来られていました。」

                                                                                   (「 」内はブログ担当追記) 

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 試合は、いきなり開始早々早稲田のフルバック河瀬(父は明治のFL)に先制トライを許し、その後も追いつくことも無く27対31の1トライ差で敗北という残念な結果に終わりました。特に固い早稲田のディフェンスとバックスの鋭い縦への切り込みに苦戦をしいられました。後半の10分のPGで明治はスクラムを選択して、スクラムトライを狙いましたが、コラプシングの反則でトライとならず、流れを変えられる絶好のチャンスをつぶしたことが惜しまれます。その後明治は猛追して2トライを奪うも4点差でノーサイド。1月2日に大学選手権で早稲田と再戦する可能性がありますので是非リベンジを果たしてほしいと思っています。

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     (このスクラムトライが決まっていればと惜しまれました)

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  重たい足取りで逗子に戻り「すなっく舞」で残念会となりましたが、後から稲門会の方も帝京大と両校優勝で祝勝会のあと寄られノーサイド親睦会となっています。

                                 (根岸) 

 

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12月のクリスマス・カラオケ会で第200回記念祝賀式を挙行

 12月1日(土)のカラオケクラブ定例会は、毎年恒例の「クリスマスパーティ―」で会場“すなっく舞”の店内をイルミネーション(初期の頃当クラブ寄贈)で飾り付け、又料理も会場で用意されるもの以外に寿司やつまみを別途買い込み、柳生さん扮するサンタクロースからの全員へのプレゼントを用意し和やかな雰囲気づくりをしました。

 丁度第200回目に当たり 記念祝賀式も行ないました。

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当日の準備と次第は下記の通りでした。

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 やはり第200回となるとお祭り好きな明治としては、厳粛な祝賀式を行おうという事で、会場に国旗を掲げ、祝賀式では日本の賀歌(国歌)を2番まで皆で斉唱、(参加された河合さんから小さい頃3番まで歌ったという話も出ています)

 次いで 足立部長から200回迄の主なイベントの説明がありました。

 当校友会で国旗を掲揚したのは創立10周年と20周年の総会のみでしたので今回が3回目となります。国歌を斉唱したのは初めてでした。

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 平成14年5月の発足式、平成17年4月の3周年の時は土屋花情没後15年,八州秀章没後20年の春でもあり『さくら貝の歌』を合唱、平成19年8月の阿久悠追悼カラオケ会、平成21年8月の石原裕次郎23回忌追慕カラオケ会、平成22年8月の第100回開催記念では明大ゆかりの作曲家作詞家の歌を歌って祝いました。平成24年4月には創部10周年で物故カラオケ会員に黙祷、当時の山村3代部長より10年のあゆみ挨拶がありました。平成26年12月のクリスマスカラオケ会は高倉健さんを偲ぶカラオケ会でもありました。そして昨年8月は平尾昌晃さん追悼カラオ会を行っています。初代の馬場カラオケクラブ部長は若い頃平尾さんの音楽教室の生徒さんでした。

 平成14年5月の第1回から毎月第1土曜日13時~17時まで、雨の日や暴風の日も休まず続けられてきたことを祝し、合わせてママが健康で店を開けてくれたことに感謝しお礼の品もお渡ししました。過去平成18年6月は参加者が3名でこの時出られた馬場、森、山村3氏のカラオケへの熱い思いを改めて痛感しました。

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 カラオケ曲は例年通り、クリスマスキャロル、クリスマスソング、ベツレヘムの星に因んだ星の歌、冬の歌等を歌った後は、やはり関係ない歌披露となり平成最後のクリスマス・パーティ―を終えています。

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 サンタクロースからプレゼントされたスクラッチ宝くじは残念ながら1人200円当たっただけでしたが、欠席された2代部長の船津さんから寄贈されたお土産(サンルイ島のお菓子)を全員が受け取り会場を後にしました。

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「楽しい日本酒」

 

               2018年11月17日/12月15日実施 中山 博文さん

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全国校友石川大会に参加し、金沢市内を観光しました

 第54回明治大学全国校友石川大会が、9月30日加賀百万石の城下町金沢市に於いて開催され、9月29日前夜祭から参加。10月1日は金沢市内を観光しました。

支部は、山村支部長ほか仲内、西山、白石、鈴木(達也)の総勢5名参加でした。  

  9月29日(土)金沢市内散策と前夜祭出席

  9月30日(日)記念式典・,講演会・懇親会出席

 10月 1日(月)エクスカーションに参加(加賀1日観光コース)金沢市内観光 

 

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 前日17時~19時 金沢駅そばの「ホテル金沢」で開催される前夜祭から出席することとし、9月29日10時48分発の新幹線で東京駅を出発し金沢駅に13時23分に到着。片町の宿泊ホテルにチェックインの後、前夜祭開始時間まで金沢市内を散策しました。生憎雨でしたが、片町、香林坊を散策し、長町武家屋敷跡を見学しました。武家屋敷の野村家も見学する予定でしたが、外国人観光客で一杯のため、見学を断念して尾山神社に向かいました。同神社は、前田利家公と正室・お松の方を祀っており、和漢洋折衷の三層アーチ形の神門は五彩のギヤマンを配し、国の重要文化財に指定されています。

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 その後、前夜祭の会場に向かいました。芸妓衆の優雅な三味線と踊りに見惚れ、能登の勇壮な御陣乗太鼓に痺れ、おいしい加賀料理と地酒に堪能しました。

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 台風24号は、30日未明に金沢を通過し、朝は台風一過、清々しいお天気になり同日の全国大会記念式典は13時からなので、我々は朝食後ホテルの近辺を散策しています。片町を通り、犀川大橋を渡り、寺町方面へ向い、妙立寺(忍者寺)で外側だけを見学しました。その後「にし茶屋街」等金沢らしい風情の残っている町並みを散策しホテルへ戻りました。

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 当日は13時~16時に記念式典、講演会が金沢駅そばの「石川県立音楽堂」に於いて出席者約1,000名(推定)で開催されましたが、台風の影響で沖縄・九州等一部の支部で出席不可能になったようです。

 第1部記念式典は、大会旗入場、国歌・校歌斉唱、物故校友への黙祷から始まり、開会宣言、安井克郎石川県支部長の歓迎の挨拶、来賓・大学役職者・校友会役員の紹介、向殿政男校友会長の大会会長挨拶、柳谷孝大学理事長・土屋恵一郎学長の祝辞、来賓谷本正憲石川県知事(中西副知事代読)・山野之義金沢市長・今村健連合父母会長の祝辞がありました。最後に次年度開催県の小関道生千葉県東部支部長の全国支部長代表挨拶があり、万歳三唱で閉会でした。 

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           (安井克郎石川県支部長の歓迎挨拶) 

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 第2部記念講演は、「まちづくり都市 金沢」の演題、講師は前金沢市長山出保氏で、和服姿の金沢らしい装いでした。

 第3部懇親会は、17時~19時に全国大会会場近くの「ホテル日航金沢」に会場を移して開催され、芸妓衆20数名が勢揃ろい、三味線、太鼓で賑やか、華やかな御囃子で始まりました。中村驍大会実行委員長の歓迎挨拶、鏡開きの後に乾杯し、金沢の地酒を飲み、おいしい加賀料理に舌鼓を打ちながら懇親を深めています。応援団、チアガールの演技もあり、更に盛り上がりました。次年度開催県の千葉県のPRもあり、最後は全員肩を組み、明治大学校歌を声高らかに歌い閉会となりました。

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 翌10月1日は9時からエクスカーションの「専属侍ガイドが案内する金沢周遊コース」で金沢市内見物をしました。ガイドさんは侍の装いで、三味線のお師匠さんも同乗し、城下町の情緒たっぷりでした。先ずは「近江町市場」の見物。1721年に開かれた市場で、鮮魚店青果店、飲食店など約180店が入っているそうです。ズワイガニはまだ時期が早いため見かけませんでしたが、仲内さんはマツタケ、白石さんはノドグロにご執心でした。次は「ひがし茶屋街」の散策。石畳、出格子のある町家が続き、大変風情があり、過去にタイムスリップした感じでした。近くの宇多須神社にも参拝。兼六園そばの「兼見御亭」で昼食後「兼六園」を見学。兼六園は日本3名園のひとつで、加賀前田家の歴代藩主が造営を続け完成させた庭園です。名木「唐崎松」、「霞ヶ池 徽軫(ことじ)灯籠」等を見学。石川門をくぐり金沢城公園も見学しました。

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 その後、帰りの新幹線の時間の関係でバスツアーを離れ、金沢駅ショッピングモール「あんと」でお土産を物色しました。「あんと」は広くきれいで、お菓子だけをみても見た目に美しく、おいしく、さすが「加賀百万石」にふさわしいと感じました。新幹線に乗車しましたが、東京駅では台風の影響で横須賀線が不通のため京浜急行に乗車し、22時頃新逗子駅に到着。台風に振り回されましたが、楽しい旅でした。

                             (山村博輝記)           - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

 

    (2001年の全国校友石川大会を偲んで) 

 なお全国校友石川大会への参加は今回2度目でした。先の平成13年(2001年)の石川大会は、当支部の記録には、平成16年発行の「逗葉支部十年史」に杉山現副支部長が『全国校友大会にこの10年で7回出席』と題して記載しているだけです。当支部の会報は平成14年10月創刊だったため記載はありません。十年史の記載は下記の通りでした。

 逗葉支部が正式承認されて始めて、全国校友東京大会が平成5年10月31日に和泉校舎で開催されました。勉強のため5名参加した中に私も入れてもらい1800余名が参加した活気ある盛大な大会に驚いた記憶があります。以後平成6年の仙台大会、平成7年の岐阜大会、平成9年の山梨大会、平成10年の青森大会、平成13年の石川大会そして昨年の平成14年の大阪大会とこの10年で7回出席したことになります。(途中一部省略)。初めは3人参加程度でしたが山梨、青森と各9名参加と増え石川大会は逗葉支部創立10周年記念旅行と銘打ったこともあり18名が参加しています。(途中省略)全国大会で感じることは、全国に散らばるOBの結束と愛校心です。場所は変わっても肩を組み合い明治の校歌を恥じることなく大きな声で斉唱し熱気が止まらないこの雰囲気が好きです。全国大会の中でも石川大会は特筆すべきですが、ここでは大阪大会について述べておきます。(以下省略) 杉山建雄。 

 この記事でも判る通り、先の石川大会は逗葉支部創立10周年記念旅行であり18名も参加したにもかかわらず、タイミングが1年早かったため、十年史及び会報にも詳細を載せることができませんでした。金沢は逗子とも縁の深い文豪泉鏡花の生まれ故郷でもあり、今回残されていた資料より先の石川大会の内容をブログに追加掲載することにしました。

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9月14日(金)

  逗子発22:30→横浜町田IC《東名・東海北陸自動車道》→ (車中泊

9月15日(土)

  飛騨清美IC→白川郷見学→金沢市内観光・寄観亭昼食→

  14:00~金沢市文化ホール(記念式典出席)・金沢東急ホテル(懇親会出席)→

  ホテルアクティ金沢

9月16日(日)

  ホテル発8:30→千里浜→稲忠漆芸会館(昼食)→輪島(朝市)→総持寺

  関野鼻→能登金剛→厳門→宇奈月温泉のグリーンホテル喜泉

9月17日(月)

  ホテル発8:00→上越JCT→《上信越》→長野IC→ たきや(昼食)→

  善光寺見学 →長野IC→《上信越・中央高速》→八王子IC→<16号経由>

  → 逗子20:30着 

 

 当時、明治大学は長吉泉理事長、栗田健総長、山田雄一学長で明治大学校友会は青木信樹会長、そして大会実行委員長は尾戸嘉博石川県支部長でした。当支部とも縁の深かった岡野加穂留元学長もご招待で来られていて、ご来賓に谷本正憲石川県知事、山出保金沢市長が出席されました。

 逗葉支部(当時の支部名)からの参加者は船津支部長を団長に広瀬(猛)、桐島、関、石渡(璋)、日向、森、杉山、足立、牛久、吉田、大波、石渡(俊)、西山、田澤、飯塚、馬場、斎藤の18名でした。母校創立120周年、21世幕開けの意義深い年の大会となり「新世紀・夢みどり石川におこせ 紫紺の旗風」がスローガンでした。

 加賀百万石金沢の地は逗子に住んだ泉鏡花やまた隣町の鎌倉東慶寺に眠る西田幾多郎鈴木大拙等の生まれ故郷でもあり、行く前から加賀宝生の謡いを耳にして菓子店・森八の「鏡花もなか」を食べることも楽しみの一つにしていました。金沢勤務経験があった山村さんは案内役をつとめたいと言っておられたのですが不本意ながら社用で不参加でした。

 参加者が皆まだ元気で、貸切バスで9月14日夜出発。

 15日の朝、世界遺産になった白川郷を散策し(写真クラブが作った2002年のカレンダーに写真掲載されました)、金沢市に入り泉鏡花記念館を見学、又浅野川犀川に挟まれた地にある兼六園内を見学し、ことじ灯篭前の寄観亭で昼食を済ませ、14時からの大会記念式典に参加しました。渡辺隆喜明大文学部長の「日本海の風土と人間」と題する記念講演後の懇親会では、伝統芸能の素囃子「長唄 連獅子」、踊「小唄 加賀鳶」、そして金沢三廓(ひがし・にし・主計町)芸妓連によるお座敷太鼓を鑑賞しましたが流石に金沢と感じました。

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    ( ゴリ泳ぐ 鏡花の道の 浅野川  - - -  歩きながら俳句一句 - - -  )

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        ( 岡野加穂留元学長と尾戸嘉博石川県支部長 )

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 16日は能登半島西岸をバスで走り千里浜海岸を経て、稲忠司漆芸会館、輪島朝市を見学、戻って総持寺能登金剛を見学後一路宇奈月温泉に向いました。ここを宿にしたのは船津さんの父親が寄贈した善光寺の青銅の灯篭を見学する予定に入れていたためでした。

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    ( 千里の浜 七重八重もの 白波と 友の笑いと 敬老の旅 )

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      (宇奈月温泉 グリーンホテル喜泉の女将 まだ元気かな!)

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 17日帰路最終日は善光寺で青銅の灯篭(前田青邨吉田五十八、山田豊市という錚々たる人物協作)を見て中央高速で帰ってきました。

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 石川大会の参加土産袋には獅子頭の土産が入っていました。

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 また袋自体には榊原岳水作の「駿台の豪俊 金城に集い 紫紺の旗は翻りて意気栄(さかん)なり 今日の世粉 誰か克(よ)く歎かんや 暁鐘 撞打して昇平を啓かん」の漢詩が印刷されていました。

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