6月16日(土)第26回目になる平成30年度明治大学校友会逗子葉山地域支部の定時総会が逗子海岸に面したシーサイド「カンティーナ逗子店」で開催されました。
会員43名、他支部(東部支部、横浜・川﨑・鎌倉・横須賀・藤沢の各地域支部)と逗葉地区3大学(慶応、立教、早稲田)他のご来賓15名をお迎えしました。
総会は綾部副支部長の司会で始まり、他支部のご来賓紹介、山村支部長の来秋久々に明大マンドリンコンサートを企画して準備を進めていることなどの挨拶があり、次いで会則により、支部長が議長になり、総会が始まりました。
平成29年度活動報告、会計報告、役員選任、内規一部改定、平成30年度活動計画、平成30度予算などすべての議案が満場一致で可決承認されました。役員選任では新たに幹事として三武豊蔵さん(S42政経卒)と鈴木達也さん(S46政経卒)の2名の報告がありました。
その後、東部支部の別府幹事長から、来年から東部支部は全国の支部に先駆けて、代議員制を採用する紹介もあるなど、ご来賓の挨拶を頂き総会を終了いたしました。
引き続き、川﨑副支部長の司会で懇親会が始まりました。始めに他校のご来賓の紹介と山村支部長の挨拶があり、柳生監査委員の乾杯の後に歓談となりました。
飲食歓談の途中に初参加などの渡邊竹夫さん、佐藤賢治さん、飯山直樹さんの自己紹介がありました。渡邊竹夫さんからは、お嬢さんでオペラ歌手 渡邊仁美さんの7月29日(日)逗子文化プラザでのサマーコンサートの案内もありました。
また総会で2度記念講演などをやって頂き大変お世話になっております特別ご来賓の日本おもちゃ図書館財団 代表理事 山科 誠(ペンネーム茶屋二郎)様にご挨拶を頂きました。浅田次郎の作品が好きで自ら二郎と名付けたと言われる茶屋二郎先生は、最近「こげなひとではなか!」(発見された西郷隆盛の写真)を上梓されました。
明治10年に亡くなった西郷隆盛の写真は、大正15年発行の大西郷全集でも絶対に無いと断言していて、イタリアのキヨソネが明治6年に画いた木炭画を撮影したものや画家佐藤均氏の肖像画を載せています。明治天皇からの写真提出を拒んだ西郷の意図は定かではありませんが、写真が出てきたとすれば大変なこととなります。
話はドイツ人の子孫が先祖から受け継いた一枚の写真に明治維新に活躍した乃木希典、大山巌、山縣有朋、勝安房、西郷従道らと共に西郷隆盛が上野の西郷さんの銅像とは似ても似つかない西郷さんとして写っていたことから始まっています。この写真が本当に西郷隆盛かどうかを茶屋二郎先生の推論と諸史料の検証でこの西郷隆盛の写真は本物と結論付けた経過を一冊にまとめた本で、未だ現代の歴史学者の反論が無いとのことで世間に認知されたのではともおっしゃっていました。本の販売もありました。
昨年は勝海舟の玄孫に当たる高山(こうやま)みなこ氏の講演や明大マンドリンクラブOBによる演奏がありましたが、今年は懇親会のみにし新しい試みとして、一年間の活動をスライドで春のお花見会から紹介すると共に各クラブ活動状況も報告しました。
特に新しく発足した、なまずクラブ(銘酒を楽しむ会)、デッサンクラブ、スポーツ観戦クラブなど新クラブ発足に積極的に貢献した小川幹事長の当事者としての説明に皆納得して頂いたようでご来賓の皆様にも好評のようでした。
まずクラブ(銘酒を楽しむ会)
豊田副支部長の発声で校歌斉唱とエールをおくり、仲内支部長代行の閉会の言葉で散会となりました。
当日は心配した雨も過ぎ去り、海岸線の道路を越えて逗子の海は波も無く穏やかで、6月29日に海開きを控えて浜では海の家の工事が進んでいました。
この後、例年通り「すなっく舞」で役員のご苦労さん会となりましたが、新役員になった鈴木達也さんも参加していただき若干若手でもあり、会話からは支部の今後に明るい希望を感じさせました。