毎年恒例になった一泊忘年会は、12月8日(日)~9日(月)の日程で熱海の「大野屋」で行いました。大野屋は北は北海道から南は滋賀県まで展開する伊藤園グループですが、“伊藤園ホテルズ”の別格の熱海の4つのホテルの“伊藤園リゾート”の一つ「ホテル大野屋」です。
8日夜は12月に2度しか行われないという海上花火大会の日でした。8日は逗子駅に12時30分に集合。大船駅を出るとしばらくして中山さんが当日用意したお酒やつまみを配って車中懇親の場となる予定でしたが、乗客が多く、暫く立っている参加者もいてささやかな車中懇親にならざるを得ませんでした。熱海駅に付きホテルへの送迎バスが丁度出た後だったので、それほど遠くないとの言葉が出てホテル迄歩くことになりましたが、かなりありました。しかし駅から熱海の繁華街を見て海沿いの道のウオーキングは高齢者同士歩みも遅く疲れた方はおられませんでした。電車組は幹事の中山、川﨑、菅野に足立、林、綾部、小川、西山、石渡、日向、山村の11名で現地直行組が三武、根岸、鈴木達、田澤、下里の5名、参加者は合計16名でした。
ホテルはやはり花火大会の影響か大勢の客がいて、当初一泊忘年式をしてからバイキングの夕食の予定でしたが変更して夕食が先になり、到着後4部屋に分かれ荷物を置いた後にロビーで浴衣を選んで部屋に戻り。着替えてまずローマ風呂に浸かっています。
ホテル大野屋のローマ風呂はその広さ約250畳分で一度に約300人入ることができ4本の自家源泉が注ぐことで昔から有名です。実際入って古代ローマ帝国を偲ばせるローマ皇帝の彫像とその他四隅の女性像を見ながら窓のない大浴場で日頃の疲れを癒しました。
入浴後夕食のバイキング場に行くと長い行列が出来ていてまず驚きました。約100種類あるという和洋中の料理・デザートと飲み放題でしたが年を考えそうは食べられませんが皆食べ物はまちまちでも数度取りに行っています。我々16名分の席が指定されていましたので19:00~20:30の宴会を兼ねることが出来ました。食事を終えてバイキング場を出ると次の入場者が列を作って待っていたのにはまた驚きで時間で入替でした。花火大会の日でもあり特別に客が多かったように感じられました。
(小川さん 会報1月1日号に間に合わせるためスマホで撮影し送っています)
(会報1月1日号の一泊忘年会に採用した写真)
夕食後、幹事部屋に集まり形式的な忘年式を行いましたが、11月にマンドリンコンサートが成功裏に終了した話題が中心で、毎年忘年会つきものの幹事長からのこの1年間の行事コメントは省略でした。幹事部屋の窓を揺るがす音で花火大会が始まり、べランダに出ると右方向すぐそばで花火が上がるのが見え暫し観賞しました。
この一年はマンドリンコンサートもあり、皆さんご苦労様でした。(足立支部長)
熱海海上花火大会は、1952年(昭和27年)にはじまった歴史ある花火大会。夏だけではなく年間を通して10回以上も開催されている熱海名物です。会場である熱海湾は、3面を山に囲まれた「すり鉢」状の地形のため、海で上げる花火の音が反響し、 大きなスタジアムのような音響効果があり花火業者さんも絶賛する花火打上会場です。
しかし逗子海岸の素晴しい花火を見ているせいか会話に熱中し、花火は音だけ聞いていたというのが本音のようでした。
散会した後に数人で暫くぶりに参加した下里さんを囲んで葉山に明大ヨット部合宿所が出来た裏話に耳を傾け寝たのは2時を過ぎていました。“夜更けて語り合い時間を忘れる”という一泊忘年会の良い面は今年も継続されました。
翌日は朝7時の朝食前に屋上の露天風呂に浸かり、海を見ながら大阪から来たという方と“熱海の良さ”について閑談しています。
朝食バイキングを済ませホテルで解散となりましたが、一部の参加者は帰路に紅葉を訪ねて姫の沢公園に寄ることになりました。
送迎バスで熱海駅まで出てここから元箱根・十国峠方面バスで25分程旅情を楽しみ、日本の都市公園100選の指定公園でもある姫の沢公園に付きました。
丁度モミジの紅葉が見頃でした。また花の名所で知られていますが、さすがに12月初旬で花は少ないなかにも山茶花、つわぶき、小福桜の花などを観賞しました。
小田原に出て“多留満料理店”で昼食を取り“まると”で土産を買って帰路に付きました。
店頭の左で微笑んでる相方の《お多福像》賽銭箱が追加されてただじ。
貯まったお賽銭は、京都のおかめ寺《千本釈迦堂大報恩寺》へ奉納されるそうだじ。
天気も前日に続いて恵まれ、歩く会のイベントを兼ねていましたが、両日とも会話に新年の期待と希望が出ていたのは忘年会に相応しく思われました。